突出したスタイルを表す言葉として誕生

ギャルという言葉ができたのは1980年代後半です。

言葉自体は、もともとは英語のgirlの俗語のgalが由来になっています。

日本においては、同世代女性の突出したスタイルを表す言葉としても使われてきました。

この言葉が生まれた1980年代後半といえば、バブルの絶頂期です。

このころの女性はボディコンと言われる体に密着したミニのワンピースを着て、世の夜な夜なディスコで踊っていました。

このボディコンを着た女子大生やOLのことをギャルと呼ぶようになったことがはじまりです。

時代と共に、その形もどんどん変化していきます。

1990年代には、オヤジギャルという言葉が流行しました。

これは、当時の若いOLが、定時後に夜な夜な町へ繰り出したり、駅の立ち食いソバを平気で食べたり、電車の中でスポーツ新聞を読む、腕を腰に当てて栄養ドリンクを飲むなど、世のおじさん世代さながらの様子を表現した言葉です。

そして、その後、10代の間でも特徴的なファッションが流行しま、そのたびに流行語なども生まれます。

それまで髪の毛を茶色にするという文化は浸透していませんでしたが、女性のほとんどが茶髪にしたり、サーファーファッションやLAファッションが流行し、ファッションが大幅に変わったことで、ボディコンなどのバブル期のファッションは消えました。

そして90年代後半にはコギャルという、言葉が生まれます。

これは、茶髪や厚底ブーツなどのファッションが流行する中で、そのファッションが女子大生やOLをまねして、中高生といった若い世代に浸透したことから生まれました。

ギャルにはなりきれないファッションだけをまねした「カッコギャル」が省略されて「コギャル」という言葉が生まれたと言われています。

一大ブームとなり、女子高校生が経済を動かしていると言われるほどに、ヒット商品が次々に生まれていきました。

その言葉も2000年に入るころにはほとんど聞かれることもなくなりました。

顔や体を日焼けさせるだけではなく、顔をわざと黒く塗って、目の周りは白いアイラインなどで強調したヤマンバや、お風呂に入らない着替えない「汚ギャル」という言葉が出ました。

このように時代やファッションの移り変わりと同様に、呼び方もどんどん変わっていきました。

外国人にも賛否両論ながら、注目が高いです。

また、若い女性の感覚が商品を生み出すなど、クリエイティブな才能を開花させている人もいます。